見落としがちな贈与のケース

金銭や建物を贈与することに贈与税がかかるというのは、
一般の感覚からしても、理解しやすいと思います。

しかしながら、贈与税がかかるのは、このような
典型パターンだけには限られません。

今回は、見落としがちなケースについて解説します。

まず、多いケースとしては、形式と実態がずれている場合です。

どういうことかというと、夫しか式を出してないのに、
夫婦の共有名義になっていた場合などがそれにあたります。

この場合には、実質的には、夫か妻に対して
贈与があったとと考えられるわけです。

また同じよ親の名義で借り入れをして実質的には、
子供が借入金を返済しているようなケースもそれに該当します。

契約の形態が後から変更されたり、通常の取引と
著しく異なる条件で取引した場合にも贈与に該当
するというケースもあります。

例えば、親からお金を借りたものの、あとで免除してもらった
というケースは実質的には贈与になります。

また、売買という形式でなされたとしても、本来の価値より
著しく安い形で売買がなされた場合には、贈与に該当する
というケースもあります。

例えば、本来1000万円の価値がある土地を1万円で、
購入した場合などがそれに該当します。